国家公務員試験の持ち物と時間割|試験当日の流れ

国家公務員試験の持ち物と時間割、当日の流れを解説する記事のアイキャッチ

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試験の前日になると『受験票のほかに何を持っていけばいいんだろう』と急に不安になりますよね。ネットで調べても、地方公務員の試験や古い年度の話が混ざっていて迷いやすいところです。

結論から言うと、国家公務員試験の持ち物でいちばん大事なのは、写真付きの受験票です。そのほかの持ち物や細かい注意は、受験案内と受験票に書かれていることを基準にしましょう。

この記事では、2026年度の受験案内で確認できる持ち物と時間割、前日から終了後までのチェックリストが分かります。

目次

国家公務員試験の持ち物は「受験票」が最優先です

先に結論

第1次試験当日に持参するよう案内されているのが受験票です。受験票はパーソナルレコードからダウンロードし、写真付きでA4の普通紙に印刷して持っていきます。

受験票は郵送では届きません。自分でダウンロードして印刷する形なんです。

『写真はどうすればいいの?』という方も多いはずです。写真は、アップロードしてから印刷するか、印刷した受験票に直接貼るかを選べます。

受験票で確認すること(2026年度の受験案内)中身
入手方法パーソナルレコードからダウンロード
印刷A4のコピー用紙(普通紙)。カラー・白黒どちらでも可
写真6か月以内に撮影、脱帽・上半身・正面向き、縦4cm×横3cm、カラー・白黒可
当日第1次試験当日に持参

ダウンロードできる期間は試験ごとに決まっています。2026年度の期間は次のとおりでした。

  • 総合職(春):3月4日13:00〜3月12日17:00
  • 一般職(大卒程度):5月12日13:00〜5月28日17:00
  • 高卒者試験など:8月18日13:00〜9月3日17:00

期間を過ぎると慌てることになるので、ダウンロードと印刷は早めに済ませておきましょう。申込みからの流れは申込み方法と受験案内の読み方でまとめています。

試験によって追加になる持ち物

受験票のほかに、受験案内で持参や提出が案内されているものもあります。

試験・区分(2026年度)追加で必要なもの
経験者採用試験職歴書2部(第1次試験当日に提出)
一般職大卒の建築区分、総合職工学区分(建築設計又は都市設計の選択者)製図道具(直定規1本、直角三角定規1枚。総合職は赤・青鉛筆も)
一般職(高卒者)など第2次試験で住民票記載事項証明書などを提出

製図道具は使えるものが決まっていて、製図板やT定規、コンパス、卓上計算機などは使えません。

第2次試験の日に気をつけること

第2次試験の日時と会場は、第1次試験合格通知書で指定されます。日時の変更は原則としてできません。

『面接の日は何を持っていけばいいの?』と気になりますよね。一般職(高卒者)などでは、第2次試験の際に住民票記載事項証明書(全員)と、該当する人は卒業証明書など受験資格を証明する書類を提出します。

役所で書類を取るには日数がかかることもあります。第1次の合格が分かったら、すぐに必要な書類を確かめておきましょう。

第2次試験の前に見ておくもの
  • 第1次試験合格通知書に書かれた日時と会場
  • 提出が求められている書類の一覧
  • 書類を取りに行ける役所の窓口の日時

第2次試験の中身は、試験ごとの受験案内で確認してください。

筆記用具や時計はどうする?

筆記用具の種類や、時計を持ち込めるかどうかは、この記事で確認した資料には書かれていませんでした。

ここは推測で決めず、受験票や受験案内の注意書きで確かめておきましょう。地方公務員の試験や別の年度のルールと混ざりやすいところなので、自分の試験の資料を見るのがいちばん確実です。

身に付けているだけでも不正行為になるもの

試験中にスマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、スマートウォッチ、スマートグラス、電子辞書などを操作した場合は不正行為です。操作しなくても、身に付けていたり、机の上や中に置いていたりするだけで不正行為になります。

特にスマートウォッチは、時計のつもりで着けたまま席に着いてしまうことがあります。家を出る前に外しておくと安心です!

国家公務員試験の時間割は「開始と終了の時刻」と「解答時間」で見ます

先に結論

受験案内に載っているのは、受付開始・試験開始・試験終了の時刻と、各種目の解答時間です。何時から何の科目かという細かい時刻表は受験案内に載っていないので、受験票などの案内で確かめましょう。

『国家公務員試験の時間割を調べても、科目ごとの時刻が出てこない』という声はよく聞きます。

実は、受験案内には科目別の時刻表は載っていないんです。まずは開始と終了の時刻を押さえておきましょう。

試験(2026年度・第1次試験)受付開始試験開始試験終了
一般職(大卒程度)8:409:1016:55(教養区分は14:40)
総合職(春)8:509:2016:40(教養区分は17:00)
一般職(高卒者)・社会人・税務職員12:5013:1516:55又は17:00
経験者採用試験8:509:2013:50

総合職の第2次試験の筆記(2026年度は4月12日)は、受付9:00、院卒者が9:30〜13:30、大卒程度が9:30〜17:00でした。

試験開始時刻に遅れると受験は認められません。受付開始の時刻を目安に会場に着くよう、移動の計画を立てておきましょう。

種目ごとの解答時間

科目別の時刻は分からなくても、各種目の解答時間は受験案内で決まっています。

試験(2026年度)種目と解答時間
一般職(大卒程度)行政区分基礎能力試験1時間50分、専門試験(多肢選択式)3時間、一般論文試験1時間
総合職(大卒程度)基礎能力試験2時間20分、専門試験(多肢選択式)3時間30分
一般職(高卒者)事務区分基礎能力試験1時間30分、適性試験15分、作文試験50分
経験者採用(係長級(事務))基礎能力試験2時間20分、経験論文試験1時間30分

総合職の第1次試験は、基礎能力試験、専門試験の順に行われます。

解答時間が分かっていれば、過去の試験問題を同じ時間で解く練習ができます。基礎能力試験の中身は基礎能力試験の出題分野、筆記試験全体は一次試験の中身と対策で確認できます。

国家公務員試験の当日を受付から試験終了まで並べ、種目ごとの解答時間を示した図解

前日・当日朝・試験中・終了後のチェックリスト

先に結論

当日に慌てないコツは、やることを4つの時間帯に分けておくことです。前日に準備を終わらせ、当日の朝は確認だけにしておきましょう。

ここでは、時間帯ごとにやることをチェックリストにしました。スマホのメモに写しておくと便利ですよ。

前日までにやること
  • 受験票を印刷し、写真が付いているかを確かめる
  • 受験票に書かれた試験会場と集合時刻を確かめる
  • 会場までの経路と、遅れた時の別ルートを調べる
  • 受験票や受験案内の注意書きで、持ち込めるものを確かめる
  • 経験者採用なら職歴書2部をそろえる
当日の朝にやること
  • 受験票をかばんに入れたかをもう一度見る
  • 室温に合わせて調整できる服装を選ぶ
  • 人事院の「採用試験の重要情報」に知らせが出ていないかを見る
  • 受付開始の時刻に間に合うように家を出る
試験中に気をつけること
  • スマートフォンやスマートウォッチは電源を切り、身に付けず、机の上や中にも置かない
  • 解答時間を意識して、1問に時間をかけすぎない
  • 休み時間は次の種目の見直しに使う
終了後にやること
  • 正答番号が公表されたら自己採点をする
  • 合格者発表の日と、パーソナルレコードの合格通知書のダウンロード期間を確かめる
  • 第2次試験の準備に切り替える

服装は「暑さ寒さに対応できるもの」で

第1次試験の服装は普段着で大丈夫です。軽装でもかまいません。

ただ、窓や扉を開けていたり、座る場所によって室温に差が出たりします。2026年度の受験案内では、一般職大卒(5月)は室温28度が目安、総合職(3月)は暖房20度が目安でした(那覇市は暖房なし)。

例えば、半袖の上に脱ぎ着しやすい羽織りものを1枚足しておくと、どちらにも対応しやすくなります。

前日・当日朝・試験中・終了後の4つの時間帯でやることをまとめたチェックリストの図解

試験当日のよくある相談に答えます

先に結論

当日についての相談は「時計を持ち込めるか」「書類をなくした」「総合職の時間割」が多く見られます。どれも、自分の試験の受験案内と受験票を見るのが出発点です。

Q&Aサイトでよく見かける相談を、要約して答えます。

相談1:腕時計は持ち込める?

「筆記試験の持ち物に、時計機能だけの腕時計とあったけど、どんな時計ならいいの?」という相談はとても多いです。

結論から言うと、時計を持ち込めるかどうかや、どんな時計が使えるかは、今回確認した国家公務員試験の資料には書かれていませんでした。受験票や受験案内の注意書きで確かめてみてください。

一方で、スマートウォッチは身に付けているだけで不正行為になると受験案内に書かれています。「時計だから大丈夫」と思わず、外しておきましょう。

相談2:第2次試験の前に書類をなくしてしまった

「1次試験に合格したのに、2次試験で使う書類をなくした」という相談も見られます。

今の国家公務員試験では、合格通知書は郵送やメールでは届きません。パーソナルレコードから期間内にダウンロードする形で、再発行はできません。

第1次試験合格通知書で第2次試験の日時と会場が指定されるので、ダウンロードしたら印刷とデータの両方で保存しておきましょう。困った時は、受験案内に載っている人事院の地方事務局などの問い合わせ先に相談してみてください。

相談3:総合職の時間割はどうなっている?

「明日が総合職の試験なのに、サイトを調べても時間割が分からない」という相談もあります。

2026年度の総合職(春)の第1次試験は、8:50受付開始、9:20試験開始、16:40終了でした(教養区分は17:00)。基礎能力試験(2時間20分)、専門試験(3時間30分)の順に行われます。

科目別の時刻まで知りたい場合は、受験票などの案内を確かめてみてください。

国家公務員試験.com

公務員試験の講座を資料請求で比べてみる

専門科目をゼロから学ぶ、論文を添削してもらう、面接の練習をする。独学で不安な部分だけでも講座を使うと準備が進めやすくなります。まずは資料請求で、コースの内容と受講スタイルを確かめてみましょう。

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講座の内容・料金は公式サイトで最新情報を確認してください。

遅刻や天候のトラブルに備えておきましょう

先に結論

試験開始時刻に遅れると受験できません。台風などで実施が危ぶまれる時は、人事院ホームページの「採用試験の重要情報」に情報が載ります。

『電車が止まったらどうしよう』という不安は、誰でも持つものですよね。

遅刻は受験そのものができなくなるので、時間には余裕を持っておくのがいちばんの対策です。

例えば、前の晩にこんな確認をしておくと安心です。

「会場までの電車が止まったら、どのルートで行く?」

「バスで最寄り駅の1つ手前まで行って、そこから歩けば間に合う」

ここまで決めておけば、当日の朝に何かあっても落ち着いて動けます。第1次試験地は受験に便利な1都市を選べるので、次の年度に受ける時は移動のしやすさも考えて選んでみてください。

トラブルが起きた時の動き方
  1. 人事院ホームページの「採用試験の重要情報」を開く
  2. 自分の試験と試験地についての知らせがあるかを確かめる
  3. 知らせがなければ、別ルートで会場へ向かう
  4. 分からない点は受験案内の問い合わせ先に相談する

2026年度は、高卒者試験と税務職員試験で「台風第24号の影響による宮崎市での再実施」がありました。天候が心配な時期の試験では、前日と当日朝に人事院のページを見ておきましょう。

試験日そのものの年間の流れは、区分別の日程と年間スケジュールで確認できます。

よくある質問

国家公務員試験の持ち物で、いちばん大事なものは何ですか?

写真付きの受験票です。パーソナルレコードからダウンロードしてA4の普通紙に印刷し、第1次試験当日に持参するよう受験案内で案内されています。

受験票の写真は貼らないといけませんか?

写真をアップロードして受験票に印刷するか、印刷した受験票に直接貼るかを選べます。6か月以内に撮影した、脱帽・上半身・正面向きの縦4cm×横3cmの写真が必要です。

科目ごとの時間割はどこで分かりますか?

受験案内には、受付開始・試験開始・試験終了の時刻と、各種目の解答時間が載っています。科目別の時刻表は受験案内に載っていないので、受験票などの案内を確かめてください。

試験当日はスーツで行くべきですか?

第1次試験当日は普段着で大丈夫で、軽装でもかまわないとされています。室温に差が出ることがあるので、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 持ち物の最優先は写真付きの受験票。パーソナルレコードからダウンロードして印刷する
  • 経験者採用の職歴書2部など、試験によって追加の持ち物がある
  • 時間割は開始・終了の時刻と種目ごとの解答時間で把握する
  • スマートウォッチなどは身に付けているだけで不正行為になる
  • 筆記用具や時計の扱いは、受験票と受験案内の注意書きで確かめる

ここで紹介した時刻や期間は2026年度の受験案内の内容です。

毎年変わるので、最新の情報は人事院の国家公務員試験採用情報NAVIで確かめてくださいね。試験全体の流れは国家公務員試験とはで確認できます。

国家公務員試験.com

国家公務員試験.com 編集部

国家公務員試験の種類・受験資格・日程・試験内容・採用までの流れと、勉強法や講座の選び方を、人事院の公開情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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