国家公務員試験の応募方法|申込みと受験案内(募集要項)の読み方

国家公務員試験の応募方法と受験案内の読み方を解説する記事のアイキャッチ

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『国家公務員試験に応募したいけど、どこから申し込むの?』『募集要項はどこを読めばいいの?』と手が止まっている方も多いですよね。

結論から言うと、国家公務員試験の申込みはインターネットだけで、「事前登録」と「申込み」の2段階で進めます。

この記事を読めば、申込みの手順と、受験案内(募集要項)で最初に確かめたい6つの項目が分かります。

目次

国家公務員試験の応募はインターネットだけです

先に結論

人事院が行う国家公務員試験は、人事院のインターネット申込専用のページから申し込みます。郵送や窓口での申込みはなく、パソコンなどのインターネット環境とプリンターが必要です。

国家公務員試験の申込みは、人事院の「国家公務員採用試験インターネット申込み」のページから行います。

受験案内には、インターネット環境(原則パソコン)とプリンターが必要だと書かれています。

プリンターが必要なのは、受験票を自分で印刷するからなんです。

『家にプリンターがない』という方は、申込みの前に印刷する方法を決めておきましょう。

申込みのページはこちらです。

国家公務員採用試験インターネット申込み(人事院)

2026年度(令和8年度)の申込受付期間

2026年度(令和8年度)の主な試験の申込受付期間は、次のとおりでした。

試験申込受付期間(2026年度)
総合職(院卒者・大卒程度)春2月2日(月)9:00〜2月24日(火)
一般職(大卒程度)、専門職(大卒程度)2月19日(木)9:00〜3月23日(月)
中途採用者選考(就職氷河期世代)5月27日(水)〜6月5日(金)
一般職(高卒者)・社会人(係員級)・税務職員6月12日(金)9:00〜6月24日(水)
経験者採用(係長級(事務))7月27日(月)〜8月17日(月)
総合職 教養区分(秋)7月31日(金)〜8月24日(月)

申込みはすべて「受信有効」で、期限日までに受信が終わったものだけが受け付けられます。

2027年の春の試験は日程が前倒しされる予定ですが、申込受付期間は2026年10月時点ではまだ公表されていません。

人事院は2026年11月中旬をめどに公表するとしているので、年間の流れは国家公務員試験の試験日もあわせて見てみてください。

申込みは「事前登録」と「申込み」の2段階

先に結論

事前登録だけでは申込みは終わっていません。事前登録の後に申込みまで進め、「申込受付完了通知メール」が届いて初めて応募が完了します。

ここで一番多い失敗が、事前登録で安心してしまうことです。

『登録したから大丈夫』と思っていたら、申込みが終わっていなかった、ということも起こりえます。

申込みの流れ
  1. インターネット申込専用のページで事前登録をする
  2. 「事前登録完了通知メール」を保存する
  3. 受けたい試験の区分と第1次試験地を選んで申し込む
  4. 「申込受付完了通知メール」を保存する
  5. パーソナルレコードで申込み内容を確かめる

申込みの前にそろえておくもの

申込み画面を開いてから慌てないように、先に準備しておくと安心です。

申込み前の準備リスト
  • インターネットにつながるパソコン
  • 受験票を印刷できるプリンター
  • 通知メールを受け取れるメールアドレス
  • 受験票に使う写真(6か月以内に撮影したもの)
  • 受けたい区分と第1次試験地のメモ

同じ年度にほかの試験で事前登録を済ませていて、ユーザーIDを持っている人は、もう一度事前登録をする必要はありません。

ユーザーIDとパスワードは自分で控えましょう

ユーザーIDやパスワード、パスワードを忘れた時の質問への回答は、問い合わせても教えてもらえません。

パーソナルレコードにログインできなくなると、受験票も合格通知書もダウンロードできなくなります。

例えば、こんなやりとりになることもありますよね。

「パスワード、人事院に聞けば教えてもらえるよね?」
「照会には応じないって受験案内に書いてあったよ。控えておかないと」

申込み後に変えられないこと

申し込める「試験の区分」と「第1次試験地」は1つで、申込みが終わった後は変えられません。申込みも1回に限られます。災害や転居などやむを得ない場合の第1次試験地の変更だけは、期限内の申出に限って認められます。

申込みが終わったか不安な時は

『ちゃんと申し込めたのかな』と不安になったら、まず「申込受付完了通知メール」が届いているかを見てみてください。

あわせてパーソナルレコードにログインすると、申し込んだ試験の区分や第1次試験地を確かめられます。

締切日の直前は慌てやすいので、受付期間の早めに申し込んでおくと、確認する時間にも余裕ができますよ。

国家公務員試験の申込みの流れを2段階で示した図解

受験案内(募集要項)で最初に確かめたい6項目

先に結論

国家公務員試験の募集要項にあたるのが、人事院の「受験案内」です。全部を読む前に、まず次の6項目に印をつけていくと、読み落としがぐっと減ります。

『受験案内って長くて、どこから読めばいいか分からない』という方も多いはずです。

そこで、最初に確かめたい6項目をチェックリストにしました。

受験案内で最初に確かめたい6項目
  • 受験資格(生年月日と学歴の条件)
  • 試験の区分(どの区分で申し込むか)
  • 申込受付期間(開始日の時刻と締切日)
  • 第1次試験日と第1次試験地
  • 試験種目と配点比率(何がどれだけ重いか)
  • 採用予定数と、最終合格から採用までの流れ
受験案内で最初に確かめたい6項目をまとめた図解
項目見るポイント読み落とした時に困ること
受験資格自分の生年月日・学歴が当てはまるかそもそも受けられない
試験の区分自分の専攻や志望に合う区分か申込み後に変えられない
申込受付期間開始時刻と締切日受信有効なので締切に間に合わない
第1次試験日・試験地ほかの試験と日が重ならないか併願したい試験が受けられない
試験種目・配点比率何に時間をかけるべきか勉強の配分を間違える
採用予定数・流れ官庁訪問などの時期採用までの準備が遅れる

受験資格の細かい条件は国家公務員試験の受験資格で区分別にまとめています。

併願を考えている時の注意

受験資格を満たしていれば、複数の試験を受けることもできます。

ただし第1次試験が同じ日の試験は、どれか1つしか受けられません。

例えば2026年度の一般職(高卒者)・社会人試験・税務職員は、第1次試験が同じ9月6日(日)でした。

『どれも受けたい』と思った時は、申し込む前に第1次試験日を並べて、受ける試験を決めておきましょう。

受験案内はどこにある?

受験案内は、人事院の公式ページの受験案内一覧に試験ごとに載っています。

2026年度(令和8年度)は、一般職(大卒程度)の受験案内が2月2日に公表されました。

『国家公務員試験の要項』と探しても見つからない時は、「受験案内」という名前で探してみてください。

申込みの後にやること

先に結論

申込みが終わったら、受験票の印刷と写真の準備、試験当日までの予定の確認が待っています。受験票は郵送されないので、ダウンロード期間を逃さないようにしましょう。

受験票を印刷して写真を用意する

受験票は、パーソナルレコードからダウンロードして、A4のコピー用紙(普通紙)に印刷します。

カラーでも白黒でもかまいません。

写真は6か月以内に撮影した、脱帽・上半身・正面向きのもので、縦4cm×横3cmです。

写真をアップロードして受験票に印刷するか、印刷した受験票に直接貼ります。

試験(2026年度)受験票のダウンロード期間
総合職(春)3月4日13:00〜3月12日17:00
一般職(大卒程度)5月12日13:00〜5月28日17:00
一般職(高卒者)など8月18日13:00〜9月3日17:00

受験票は第1次試験の当日に持っていく大事なものです。

当日の流れや持ち物は試験当日の流れで詳しく書いています。

第1次試験地はどう選ぶ?

第1次試験地は、居住地に関係なく受けやすい都市を1つ選べます。

第2次以降の試験地の扱いは、試験ごとに違うので受験案内で確かめておきましょう。

試験の変更や合格発表の確かめ方

台風などで試験の実施が危ぶまれる時は、人事院のホームページの「採用試験の重要情報」に掲載されます。

2026年度は、高卒者試験と税務職員試験で、台風の影響による宮崎市での再実施がありました。

合格者の受験番号は、人事院の合格者発表専用のページで確かめられます。

合格通知書も郵送されません

合格通知書は郵送やメールでは届かず、パーソナルレコードから期間内にダウンロードします。再発行はできないので、ダウンロードしたらすぐに保存しておきましょう。

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国家公務員試験の応募でよくある相談

先に結論

応募の相談で多いのは「年齢が高くても応募できるか」「試験を受けずに公務員になる道はあるか」「申し込んだけれど迷っている」の3つです。

知恵袋などでよく見かける相談を要約して、公式の情報をもとに答えていきます。

相談1:40代後半でも国家公務員に応募できる?

『40代後半だけど、今から国家公務員を目指せる?』という相談です。

2026年度(令和8年度)の大卒程度の試験は、1996年4月2日以降に生まれた人が対象でした。

一方で、1966年4月2日〜1986年4月1日に生まれた人を対象にした就職氷河期世代の中途採用者選考がありました。

民間企業などでの経験がある人を係長級以上で採用する経験者採用試験もあります。

相談2:試験を受けずに公務員になる方法はある?

『非常勤や任期付きの仕事なら、試験なしで働ける?』という相談もあります。

各府省は常勤職員・任期付職員・非常勤職員などを公募していて、人事院が「国家公務員の公募情報」にまとめています。

応募の条件は公募ごとに違うので、気になる募集の要項を1つずつ確かめてみてください。

相談3:とりあえず応募したけど、受けるか迷っている

『倍率が低いと聞いて申し込んだけど、本当に受けるか迷う』という声です。

2025年度(令和7年度)の一般職(大卒程度)は、申込者数25,437人に対し、第1次試験の受験者は18,406人でした。

申し込んだ人がみんな受けるわけではないので、迷っているなら受験案内で試験の中身と日程をもう一度見て決めてみてください。

相談から分かるポイント
  • 年齢で大卒程度が対象外でも、社会人向けの試験がある
  • 公募による採用は、公募ごとの条件を確かめる
  • 申込者数と受験者数は違うので、数字の意味を確かめる

試験を行う人事院の役割は国家公務員試験と人事院でまとめています。

よくある質問

国家公務員試験は郵送で応募できますか?

できません。人事院が行う国家公務員試験の申込みはインターネットだけです。インターネット環境(原則パソコン)とプリンターが必要です。

事前登録をすれば申込みは完了ですか?

完了していません。事前登録の後に申込みまで進め、「申込受付完了通知メール」が届いて完了です。両方のメールを保存しておきましょう。

申し込んだ後に区分を変えられますか?

変えられません。申し込める区分と第1次試験地は1つで、申込みも1回に限られます。やむを得ない場合の第1次試験地の変更だけは、期限内の申出に限り認められます。

国家公務員試験の募集要項はどこで見られますか?

人事院の公式ページの受験案内一覧に、試験ごとの受験案内として載っています。

まとめ

この記事の要点
  • 国家公務員試験の応募はインターネットだけで、事前登録と申込みの2段階
  • 申込受付完了通知メールが届いて初めて申込みが終わる
  • 区分と第1次試験地は1つで、申込み後は変えられない
  • 受験案内(募集要項)は6項目から読むと読み落としが減る
  • 受験票と合格通知書はパーソナルレコードからダウンロードする
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国家公務員試験.com 編集部

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