国家公務員試験の試験日|区分別の日程と年間スケジュール

国家公務員試験の試験日と年間スケジュールを解説する記事のアイキャッチ

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『国家公務員試験の試験日っていつ?』『いくつか受けたいけど、日程は重ならないの?』と調べている方も多いですよね。

結論から言うと、国家公務員試験は試験ごとに第1次試験日が違い、春の総合職から秋の経験者採用まで1年を通して行われます。

この記事を読めば、2026年度(令和8年度)の区分別の日程と、月別の年間スケジュール、併願しやすい組み合わせが分かります。

目次

2026年度(令和8年度)の国家公務員試験の日程一覧

先に結論

2026年度(令和8年度)の第1次試験日は、総合職(春)が3月15日、専門職(大卒程度)が5月24日、一般職(大卒程度)が5月31日でした。秋は高卒者試験などが9月6日、経験者採用と総合職の教養区分(秋)が10月4日です。

まずは、2026年度(令和8年度)の主な試験の日程を一覧で見てみましょう。

試験申込受付第1次試験第1次合格発表最終合格発表
総合職(院卒者・大卒程度)春2月2日〜2月24日3月15日(日)3月30日(月)5月29日(金)
総合職 教養区分(春)2月2日〜2月24日3月15日(日)3月30日(月)5月29日(金)
専門職(大卒程度:国税専門官など)2月19日〜3月23日5月24日(日)国税は6月16日(火)8月12日(水)
一般職(大卒程度)2月19日〜3月23日5月31日(日)6月24日(水)8月12日(水)
一般職(高卒者)・社会人(係員級)・税務職員6月12日〜6月24日9月6日(日)10月8日(木)11月17日(火)
中途採用者選考(就職氷河期世代)5月27日〜6月5日9月6日(日)10月16日(金)11月18日(水)
総合職 教養区分(秋)7月31日〜8月24日10月4日(日)10月21日(水)12月17日(木)
経験者採用(係長級(事務))7月27日〜8月17日10月4日(日)10月30日(金)A:11月20日、B:12月4日

中途採用者選考の第1次合格発表は、正しくは「第1次選考通過者発表」という名前です。

日程は毎年度変わるので、最新は人事院の試験情報のページで確かめてみてください。

第2次試験の日程

第2次試験は、試験ごとに期間が決められています。

試験(2026年度)第2次試験
総合職(大卒程度)春筆記4月12日(日)、人物試験4月20日〜5月15日
総合職(院卒者)春筆記4月12日(日)、政策課題討議・人物試験5月7日〜5月15日
総合職 教養区分(春)4月27日・28日又は4月30日・5月1日の連続2日間
一般職(大卒程度)7月8日(水)〜7月24日(金)の人物試験
国税専門官6月22日〜7月9日
一般職(高卒者)など10月14日(水)〜10月23日(金)
総合職 教養区分(秋)11月24日・25日又は11月26日・27日
経験者採用(係長級(事務))A:11月7日又は8日、B:11月14日又は15日

第2次試験の日時と会場は、第1次試験の合格通知書で指定されます。

日時の変更は原則としてできないので、予定は空けておきましょう。

第1次試験の当日は何時から何時まで?

試験日が分かったら、当日の時間も押さえておきたいですよね。

2026年度(令和8年度)の受験案内では、第1次試験の受付開始と試験の時間は次のとおりでした。

試験(2026年度)受付開始試験の時間
総合職(春)8:509:20〜16:40(教養区分は17:00まで)
一般職(大卒程度)8:409:10〜16:55(教養区分は14:40まで)
一般職(高卒者)・社会人・税務職員12:5013:15〜16:55又は17:00
経験者採用(係長級(事務))8:509:20〜13:50

試験開始の時刻に遅れると、受験は認められません。

一般職(大卒程度)のように1日がかりの試験もあるので、当日の移動や食事の計画も立てておきましょう。

合格発表はどこで見る?

合格者の受験番号は、人事院の合格者発表専用のページで確かめられます。

合格通知書は郵送されず、パーソナルレコードから期間内にダウンロードする形です。

2022年度・2023年度の試験日を探している方へ

2022年度や2023年度の国家公務員試験の日程を探している方もいるかもしれませんね。

2022年(令和4年度)と2023年(令和5年度)の試験日は、この記事で確認した公式資料には載っていないため、ここでは書いていません。

試験日は年度ごとに変わり、2024年度には総合職(春)の第1次試験が3月中に前倒しされるなど、制度も動いています。

古い年度の日程を参考にする時は、今の日程と同じとは限らない点に気をつけてください。

月別に見る1年間のスケジュール

先に結論

国家公務員試験は、2月の申込みから始まり、3月の総合職、5月の専門職・一般職、9月の高卒者試験、10月の経験者採用と総合職の教養区分(秋)と続きます。月ごとに並べると、準備の山場がひと目で分かります。

『結局、1年の中でいつが忙しいの?』という方のために、2026年度(令和8年度)の流れを月別に並べてみました。

2026年度の国家公務員試験の年間スケジュールを月別に並べた図解
月主なできごと(2026年度)
2月総合職(春)の申込み(2月2日〜)、一般職・専門職(大卒程度)の申込み(2月19日〜)
3月総合職(春)の第1次試験(3月15日)と第1次合格発表(3月30日)
4月総合職(春)の第2次試験(筆記4月12日〜)
5月専門職(大卒程度)の第1次試験(5月24日)、一般職(大卒程度)の第1次試験(5月31日)、総合職(春)の最終合格発表(5月29日)
6月総合職の官庁訪問(6月10日〜)、一般職の第1次合格発表(6月24日)、高卒者試験などの申込み(6月12日〜)
7月一般職の官庁訪問(7月2日〜)と第2次試験(7月8日〜)、経験者採用の申込み(7月27日〜)、総合職の教養区分(秋)の申込み(7月31日〜)
8月一般職・専門職(大卒程度)の最終合格発表(8月12日)
9月高卒者試験・社会人試験・税務職員と、就職氷河期世代の第1次試験(9月6日)
10月経験者採用と総合職の教養区分(秋)の第1次試験(10月4日)、内定の解禁(10月1日以降)
11月高卒者試験などの最終合格発表(11月17日)、経験者採用Aの最終合格発表(11月20日)
12月経験者採用Bの最終合格発表(12月4日)、総合職の教養区分(秋)の最終合格発表(12月17日)

秋の試験の詳しい流れは秋に実施される国家公務員試験でまとめています。

第1次試験日が同じ試験は1つしか受けられません

受験資格を満たしていれば、いくつもの試験を受けることができます。

ただし、第1次試験が同じ日の試験は複数を受けられません。

2026年度(令和8年度)の日程で、第1次試験日が重なっていた組み合わせは次のとおりです。

第1次試験日(2026年度)同じ日に行われた試験受けられるのは
3月15日(日)総合職の院卒者試験・大卒程度試験・教養区分(春)どれか1つ
5月31日(日)一般職(大卒程度)の教養区分とそれ以外の区分どれか1つ
9月6日(日)一般職(高卒者)・社会人試験(係員級)・税務職員どれか1つ
10月4日(日)経験者採用(係長級(事務))・総合職の教養区分(秋)受験資格のある試験のうち1つ

併願しやすい組み合わせ

反対に、第1次試験日が違う試験なら、受験資格を満たす範囲で両方を受ける計画を立てられます。

例えば2026年度(令和8年度)の日程では、次のような組み合わせが考えられました。

2026年度の日程で第1次試験日が重ならなかった組み合わせの例
  • 総合職(春)の3月15日と、一般職(大卒程度)の5月31日
  • 専門職(大卒程度)の5月24日と、一般職(大卒程度)の5月31日
  • 総合職(春)と、総合職の教養区分(秋)の10月4日

総合職と一般職のどちらを中心にするかは、総合職と一般職の違いも参考にしてみてください。

外務省専門職員採用試験の日程に注意

外務省が行う外務省専門職員採用試験は、2026年度の第1次試験が5月30日(土)・31日(日)でした。一般職(大卒程度)の第1次試験日の5月31日と重なっていたので、併願を考える人は日程をよく確かめてください。

2027年の試験は日程が前倒しされます

先に結論

2027年の春の試験から、一般職(大卒程度)と専門職(大卒程度)の日程が1か月程度前倒しされます。第1次試験日は一般職が5月2日(日)、専門職が4月25日(日)、総合職(春)が2月28日(日)の予定です。

人事院は令和8年3月5日に、2027年の試験(春)の日程を前倒しすると発表しました。

『来年受ける予定だけど、今年の日程のつもりで準備していた』という方は要注意です。

卓上カレンダーに試験日と申込期間を書き込んでいる手元
試験2026年度の第1次試験日2027年の第1次試験日(予定)2027年の最終合格者発表(予定)
総合職(春)3月15日(日)2月28日(日)5月下旬
専門職(大卒程度)5月24日(日)4月25日(日)7月上旬
一般職(大卒程度)5月31日(日)5月2日(日)7月上旬

最終合格者の発表の後に各府省から内々定が出るので、内々定のタイミングも1か月程度早まります。

一方で、申込受付期間と第1次合格発表以降の日程は、2026年11月中旬をめどに公表される予定です。

つまり、2026年10月時点では2027年の申込期間はまだ公表されていません。

試験制度の変化は国家公務員試験の変更点でもまとめています。

前倒しで変わること

第1次試験日が早まると、そこまでに使える準備期間が短くなります。特に一般職(大卒程度)は、2026年度より約1か月早い5月2日が第1次試験日の予定です。今から準備する人は、2027年の日程を前提に計画を立てておきましょう。

第1次試験の後の日程も押さえておきましょう

先に結論

国家公務員試験は、最終合格がゴールではありません。最終合格の後は官庁訪問や内々定、10月以降の内定へと続くので、試験日と同じくらいその後の日程も大事です。

『試験日だけ覚えておけばいい』と思っていると、官庁訪問の予約などを逃してしまうことも。

2026年度(令和8年度)の総合職(春)と一般職(大卒程度)の、試験の後の流れを並べてみます。

項目総合職(春)一般職(大卒程度)
最終合格発表5月29日(金)8月12日(水)
官庁訪問の事前予約6月1日〜6月9日6月25日(木)9時から
官庁訪問の開始6月10日(水)午前8時以降7月2日(木)9時以降
内々定6月22日(月)15時以降に解禁8月12日(水)9時以降に通知
内定10月1日以降10月1日以降
採用おおむね翌年4月おおむね翌年4月

一般職(大卒程度)は、第1次試験の合格発表の後に官庁訪問が始まる点が総合職と違います。

7月8日〜7月26日は第2次試験の期間として官庁訪問が禁止され、7月27日から再開されました。

最終合格は内定の発表ではありません

最終合格すると採用候補者名簿に載り、各府省が面接などを行って採用者を決めます。

最終合格者数は採用予定数より多いので、官庁訪問の準備まで含めて日程を組んでおきましょう。

次の年度の官庁訪問に回ることもできます

過年度の最終合格者も、名簿の有効期間内なら、試験を受け直さずに官庁訪問に参加できます。

例えば2026年度の官庁訪問には、2025・2024・2023年度の合格者も参加できるとされていました。

名簿の有効期間は、総合職(教養区分以外)と一般職(大卒程度・教養区分以外)で5年です。

ただし、期間内に内定ではなく「採用」される必要がある点は覚えておきましょう。

試験日から逆算する準備の進め方

先に結論

準備は「受ける試験の第1次試験日」から逆算して組み立てます。申込みの締切、受験票のダウンロード期間、官庁訪問の予約開始日も、試験日と同じカレンダーに書き込んでおきましょう。

『何から手をつければいいか分からない』という方は、まずカレンダーを作るところから始めてみてください。

第1次試験日から逆算して準備の計画を立てる手順の図解
試験日から逆算する手順
  1. 受けたい試験と、その第1次試験日を決める
  2. 第1次試験日が重なる試験を外して、併願の組み合わせを決める
  3. 申込受付期間と受験票のダウンロード期間を書き込む
  4. 試験種目と配点比率から、科目ごとの準備の順番を決める
  5. 第2次試験や官庁訪問の時期も書き込み、面接の準備を始める時期を決める

申込みの手順は国家公務員試験の申込み方法、試験当日の流れは試験当日の流れで詳しく書いています。

例えば、友達とこんな会話になることもありますよね。

「一般職は5月末だから、まだ時間があるよね?」
「2027年は5月2日に早まるみたいだよ。逆算し直さないと」

独学でいくか、講座を使うか

試験日から逆算した計画を、独学で進めることもできます。

人事院は過去の試験問題や正答番号、合格点・平均点を公表しているので、出題の形は自分で確かめられます。

一方で、次のような場面では公務員講座が役に立つことがあります。

  • 専門科目を初めて学ぶので、解き方から教わりたい
  • 論文や作文を第三者に添削してほしい
  • 人物試験や官庁訪問に向けて面接の練習をしたい
  • 前倒しされた日程に合わせて、スケジュールを管理してほしい

講座によって対応している試験区分や開講時期は違います。

受けたい試験の日程に間に合うかを、資料請求や説明会で確かめておくと安心です。

比べ方は予備校・通信講座の選び方でまとめています。

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専門科目をゼロから学ぶ、論文を添削してもらう、面接の練習をする。独学で不安な部分だけでも講座を使うと準備が進めやすくなります。まずは資料請求で、コースの内容と受講スタイルを確かめてみましょう。

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国家公務員試験の日程でよくある相談

先に結論

日程についての相談は「同じ日の試験の申込み」「最終合格発表の意味」「1日の勉強時間」の3つが多いです。日程と制度は公式資料で確かめられますが、勉強時間の公式な目安はありません。

知恵袋などでよく見かける相談を要約して、公式の情報をもとに答えていきます。

相談1:同じ日の試験に両方申し込んでもいい?

『一般職(高卒者)と税務職員は同じ日だけど、両方に申し込むのは問題ない?』という相談です。

受験案内では、一般職(高卒者)・社会人試験・税務職員は第1次試験が同じ日なので、複数を受けることはできないとされています。

申込みについての扱いは、受ける年度の受験案内で確かめてみてください。

受けられるのはどれか1つなので、申し込む前にどの試験を受けるかを決めておくのがおすすめです。

相談2:8月の最終合格者発表は、内定者の発表なの?

『最終合格者の発表があると聞いたけど、それで内定が決まるの?』という相談もあります。

最終合格は内定ではありません。

2026年度(令和8年度)の一般職(大卒程度)では、最終合格発表は8月12日で、内々定の通知は同じ日の9時以降、内定は10月1日以降でした。

最終合格の後に、官庁訪問を経て各府省から内々定や内定が出る流れです。

相談3:1日に何時間勉強するもの?

『通信で勉強するつもりだけど、1日何時間やればいいの?』という相談です。

人事院などの公式資料に、勉強時間の目安は示されていません。

そのため、この記事では時間の数字は出しません。

代わりに、受ける試験の第1次試験日から逆算して、科目ごとに使える週の数を出してみる方法がおすすめです。

相談から分かるポイント
  • 第1次試験が同じ日の試験は、1つしか受けられない
  • 最終合格は内定ではなく、官庁訪問を経て内々定・内定へ進む
  • 勉強時間の公式な目安はないので、試験日から逆算して計画する

よくある質問

国家公務員試験の試験日は毎年同じですか?

毎年度変わります。2027年の春の試験では、一般職(大卒程度)の第1次試験が5月2日(日)、専門職(大卒程度)が4月25日(日)、総合職(春)が2月28日(日)に前倒しされる予定です。

2022年度や2023年度の国家公務員試験の試験日は分かりますか?

2022年(令和4年度)と2023年(令和5年度)の試験日は、この記事で確認した公式資料に載っていないため掲載していません。今の日程とは違う可能性があるので、最新の年度の受験案内を見るのがおすすめです。

総合職と一般職は併願できますか?

2026年度は総合職(春)の第1次試験が3月15日、一般職(大卒程度)が5月31日で別の日でした。第1次試験日が重ならない年度の日程なら、受験資格を満たす範囲で両方を受けられます。

2027年の申込期間はいつですか?

2026年10月時点ではまだ公表されていません。人事院は2026年11月中旬をめどに公表するとしています。

まとめ

この記事の要点
  • 2026年度の第1次試験日は、3月15日の総合職(春)から10月4日の経験者採用・教養区分(秋)まで
  • 月別に並べると、2月の申込みから12月の最終合格発表まで1年がかり
  • 第1次試験日が同じ試験は1つしか受けられない
  • 2027年の春の試験は1か月程度前倒しされる予定
  • 試験日だけでなく、官庁訪問や内々定の日程も同じカレンダーで管理する
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国家公務員試験.com 編集部

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